クローバーセミナーは、クローバーの会（熊本県医療人キャリアサポート）が各病院管理者・医師・看護師・各病院の男女共同参画担当者などを対象に開催しているセミナーです。

平成30年12月18日（火）19時～21時　熊本大学医学部附属病院　山崎記念館　１階研修ホールにおいて熊本県医療人キャリアサポートクローバーセミナーが開催されました。今年度のテーマは「医療人の働き方改革」。医師、看護師、医療関係者、事務職員など54名の方々にご参加いただきました。

開会の挨拶

熊本大学医学部附属病院 院長　谷原秀信　先生	熊本大学医学部附属病院 男女共同参画推進委員会　委員長 山下　康行　先生

クローバーの会の活動報告

熊本県内有床病院（214医療機関）に勤務する医師を対象に本年11月に実施した、「医師の働き方改革」のアンケート結果報告もありました。

国立病院機構熊本医療センター院長 熊本県医師会男女共同参画担当理事 クローバーの会会員　　髙橋　毅　先生	熊本大学医学部附属病院　地域医療支援センター 特任助教　後藤　理英子　先生

講演

（演者）帝京大学医学部　皮膚科学講座　助教／石川武子先生 （演題）「医局員が増える！平等感のある働き方改革」   帝京大学皮膚科学講座の医局をあげての様々な取り組みをご紹介いただきました。

（演者）岡山大学大学院医歯薬学総合研究科　地域医療人材育成講座 教授／片岡仁美先生 （演題）「女性医師支援から働き方改革へ」   医師の働き方改革の方向性と岡山大学での取り組みについてご講演いただきました。

熊本大学医学部附属病院医局　事例報告

産科婦人科　助教　伊藤史子　先生 熊本大学産科婦人科学教室における働き方改革 についてお話しいただきました。	消化器外科　特任講師　馬場　祥史　先生 外科の視点から働き方改革についてお話しいただきました。

閉会の挨拶

熊本県医師会男女共同参画担当理事 クローバーの会会員　　髙橋　毅　先生	熊本県健康福祉部健康局　医療政策課　審議員 熊本県へき地医療支援機構　専任担当官 中本弘作　先生　からもご挨拶をいただきました。

「働き方改革」について考えるよい機会となり、ご協力、ご出席いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

セミナーの感想（一部抜粋）

・チーム医療（複数主治医制）→タスクシフティング→正の連鎖となり素晴らしい。

・非常にためになりました。理想的な医局のモデルとしてどんどん発信して頂きたい。このお話を是非目標に、自分の医局変えていければと思いました。

・医療人の積極的な取り組みが重要と感じた。

・男女共に働き方・生き方を考える機会となった。

【主催】熊本県地域医療支援機構・熊本大学医学部附属病院男女共同参画推進委員会

【共催】熊本県医師会・熊本市医師会